みなさんこんにちは。
Ito-の新井です。
昨日、今日の午前中くらいまで凄い雨でしたね。
岩倉市の五条川の水位も結構高くなっていました。
昨今は雨の降り方も尋常じゃなく『水ってホントこわいなぁ・・』なんて感じてしまいました。
さて・・今日は住宅を建てる時に必ず必要な水!を供給する為に道路でどんな事をしてるか?についてお話しします。
先ず、敷地の中に水を供給する際、給水装置工事という道路の配水管から敷地内へ水道管を引き込む工事を行います。
ただ、目の前の道路に配水管が入っていれば上の給水装置工事を行うだけで良いのですが、場所によってはこの配水管が無い地域もあります。
特に周りに住宅が無い場所なんかに建築しようとすると道路に配水管が無いケースが多いです。
こういう場合まず道路に配水管を入れる工事を行います。
↑写真のように配水管が入っている場所から敷地の前まで配水管を延長してくる工事を行います。
昔は、ビニール管での施工が多かったですが、現在では水道配水用ポリエチレン管というポリ製品のパイプが主流になっています。こちらのパイプは耐久性に優れ、また耐震性もあります。僕たちの中では通称『青ポリ』と呼んでいます。因みにガス屋さんも同じポリパイプを使っていますが色が黄色です。(青は水道、黄色はガスという風に覚えていただければいいかなと思います。)
さて、ではどのように既存の配水管から延長して水を敷地まで運ぶかと・・・・?
写真の左~右へわたっているパイプが既存の配水管そこに不断水割丁字管という特殊な水道分岐部材を取り付け、専用ドリルで穴をあけます。
この工事は大成機工㈱さんが専門工事として行っていますので詳しくはリンクを参照してください。
次に、先ほどの分岐部材と配水管(青ポリ)を繋いで通水してやれば・・・敷地付近まで水道を供給するこができます。
最後にこの配水管(青ポリ)からさらに分岐する給水装置工事を行い敷地の中へ水道を引き込みます。
たかが水!ではありますがこの水を供給する為に色んな分野での水道工事を行っている事が少しでも知っていただけたら幸いです。
道路で工事をしていると『あぁああ・・渋滞・・うざっ!』てなる方も多いかと思いますが、皆様の大切なライフラインの為にこれからもご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
今日はこのあたりで・・・
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[…] ②の申請時、建築予定地前の道路に水道を引き込む為の配水管(道路に埋まっている水道本管)が無い場合、別途配水管を道路に入れる工事も必要になります。(概ねお客様負担) […]