
みなさんこんにちは。
Ito-の新井です。
なんとなく暖かくなってきた気がしますね。
さて今日は道路の水道工事についてお話します。
みなさんのご家庭で当たり前のように出ている水道水。これってどうやって各家庭に供給してるんだろう?て考えたこともないでしょうね。・・だって家に入ったら水出て当たり前ですもんね。でもこの水道水を供給する為に僕たち水道屋さんは日々水を配るための工事をやっているんです。
これは各家庭に供給する水道配管の図です。
まずは公道に埋設されている配水管から敷地内への分岐配管をします。この時注意をしなくてはいけないのが分岐の際に配水管に流れる水を止めて(断水)作業をしてはいけない事です。もし止めてしまうとこの配水管から水を取っている他の家の水道も全部止まってしまいます。なので私達は分岐の為の専用資材・・分水栓というものを使います。
こんな感じのものです。まず真ん中の丸い部分に配水管を挟んでボルトでがっちり固定します。次に頭のキャップをはずしてそこに専用の工具(穴あけ用のドリル)を取り付け配水管に穴を開あけ水が出るようにします。
ここで分水栓背面のコックを閉じて一旦水を止めます。・・・たまにこのコックを閉め忘れて噴水してしまうなんていう失敗もありました・・・(泣)その後敷地内へ供給するための配管を行います。
最後に敷地内まで配管をしたら水道メーターをとりつけて分水栓のコックを開き通水します。
これで公道の配水管から敷地内までの水を断水無しで供給することができます。
簡単そうに見えますが、これも段取りと作業の手順をしっかり決めてやらないととんでもない事になりますので日々注意が必要です。
因みにこの水道管引き込みの工事は各市町村の指定水道工事店がやっていますので工事が必要な際は市役所HP等を参照してください。
今日はこの辺りで。
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[…] 最後にこの配水管(青ポリ)からさらに分岐する給水装置工事を行い敷地の中へ水道を引き込みます。 […]